FAXの便利な使い方
インターネットが水道やガスのように無くてはならない存在になって十数年、
ビジネスのやり取りは電話とメールが主流になり、FAXはすっかり影をひそめてしまいました。
しかしそんな中でもひっそりとファックスは進化し続けています。今回はそんなFAXの意外と知られていない機能をご紹介。
1.ダイレクトファックス
ダイレクトファックスは、パソコンからダイレクトにFAXが送信できる機能です。
通常のFAXは、パソコンで書類を作る→印刷をかける→コピー機まで書類を取りに行き→ファックス送信
という流れだと思いますが、
ダイレクトファックスはPCで書類を作ったらそのまま印刷をかけるがごとくの要領でFAXが送信できます。
手元に送信済みの書類も残りませんし、紙も印刷しなくて済むのでトナーの節約や、
カウンター保守の場合はカウンター料金の節約にもなります。
何より歩かなくていい!このメリット、くだらないようで実は一度味わうと戻れなくなります。
2. メールで受信
FAXのデメリット、それは受信に気づかない!ではありませんか?
大事な見積書・注文書なのに受信トレイに放置されたまま!
それならまだしも、風に飛ばされて床に落ちて踏まれてる!なんてことありませんか?
最近の複合機は優秀で、FAXを受信したらそのままメールで転送させることができます。
メールなら手元のパソコンや外出先でのスマートフォン、また複数人で同じものを見ることができます。
また、送信確認の電話がお客様からかかってきても、「ただ今確認します」といってコピー機まで走ることもありません。
メールでFAXが受信できるということは、
受信に気づかないというリスクをぐっとおさえながらよりスピーディなコミュニケーションを実現します。
3. 外出先からFAX送信
受信もできれば送信もできます。ノートPCやスマホ、タブレット等のモバイル端末からFAXの送信ができます。
遠隔地にいてなかなか会社に戻れない、といったときなどに便利です。
4. ペーパレスファックス
ペーパレスファックスは文字通り紙を使わないファックスです。
受信内容をハードディスクに貯めておくこができます。
コピー機の画面で内容を確認し印刷はもちろん削除もできるので、しつこく送られてくるチラシやダイレクトFAXなどの無駄な印刷を抑えることができます。紙代もインク代も節約できるのです。
終わり
いかがでしたか?他にもまだまだマニアックな機能や使い方がありますが、
ご紹介したものが特に役に立つ機能ではないかと思います。
スピーディなコミュニケーション、無駄なコストの削減、時代にあったファックスの使い方をしてみませんか?