文章の一部をDocuWorks9で白塗り・上書き修正する方法
DocuWorks9のおすすめカスタマイズ方法をご紹介します。
PDFやスキャンした文書に追加・訂正をする場合、DocuWorksを使えば原稿を物理的に加工せずにPC上で編集することができます。
たとえば・・・
- 文書の一部だけ修正したい
- 図面のちょっとした修正をしたい
- スタンプや登録した印鑑を見やすく追加したい
こんな時に、編集加工のために紙に出力する必要がありません。
今回は修正のために消したい部分の白塗りの仕方と、その登録の仕方のご紹介です。
DocuWorks9とは
DocuWorksは電子文書も富士ゼロックス複合機でスキャンした紙文書も一元管理するWindows OS用ソフトウェアです。(Mac OS用Viewerあり)
- 異なるアプリケーションで作成した文書、用紙サイズの異なる文書もひとまとめ。
- DocuWorks文書をワンクリックでPDF変換。文書を「束ねる」「ばらす」編集もできます。
- まるで机の上で紙文書を扱うようにDocuWorks上で日付印や印鑑、ふせん、マーカーなどをつけられます。
- ペーパーレスでそのままFAXやMAIL、社内回覧することも可能です。
DocuWorks9で使える便利な機能は上記の他にも様々あります。
操作方法1(白塗りの方法)
白い四角形を修正したい部分の上に乗せることで白塗りにします。
今回はDocuWorks9スタートガイドの表紙を例に見ていきましょう。
表紙右上に「回覧」のスタンプを押しました。
しかし、背景の色との兼ね合いで見えづらい状態になっています。
スタンプを押す表紙右上部分を白塗りにすることでスタンプを目立たせてみましょう。
文書をDocuWorks Viewerで開き、アノテーションツールバーの「四角形」をクリックします。
※アノテーションとは
DocuWorks上で文書に付箋を貼ったり、図形を描いたり、文字を書いたり、スタンプを押す機能などを総称して「アノテーション」と呼びます。
カーソルが十字形に切り替わります。修正したい部分の端にカーソルを持っていきます。
マウスをドラッグすると、四角形が点線で描かれるので、対角線上の端でマウスボタンを離します。
四角形が描かれ、選択された状態になっています。四角形を右クリックします。
メニューが出てくるので、「プロパティ」をクリックします。
「四角形のプロパティ」のダイアログボックスが表示されます。
ここで四角形を白塗りの設定にします。
塗りつぶしは「あり」へチェックをつけます。
「色」は白、「透過」はチェックなしの状態のままにします。
次に「線」をなしにしてから「OK」を押すと、白塗りの四角形が設定されています。
白塗り四角形以外の場所をクリックすると、白塗りの四角形が定着します。
※四角形の大きさを修正したい場合
四角形をクリックし選択した状態で各中央、四方の青い印の上にカーソルを持っていくとカーソルが両矢印に変わり、四角形の範囲を変更することができます。
白塗り四角形の上にスタンプを押すと、くっきり見やすくなっているのがわかります。
操作方法2(白塗り四角形をツールバーに登録)
作った白塗り四角形をアノテーションツールバーに登録しておきましょう。
どの資料でもすぐに白塗り・上書き修正ができます。
白塗り四角形を右クリックします。
表示されたメニューから「アノテーションツールバーへの追加」をクリックします。
「アノテーションツールバーへの追加」のダイアログボックスが表示されます。
名前を任意で入力します。(ここでは「修正用白塗り」と変えました)
「貼り付け時に形を決める」をチェックし、「OK」をクリックします。
基本アノテーションツールバーの末尾に「修正用白塗り」のボタンが追加されました。
次回からは、登録したボタンを押せばマウスを修正したい範囲にドラッグするだけで簡単に文書を修正することができます。
大変便利なので、ぜひお試しください。
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